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2005年9月29日 (木)

本当に英国化?M・エステベス・アベ氏説の当否

 米ハーバード大で日本政治を講ずるマルガリータ・エステベス・アベさんが、先の総選挙の結果について分析しています。

 大意は、日本政治は与党党首の考えが選挙の候補者擁立についても貫徹されるようになったことで、外からもわかりやすいものとなり、次の総裁も多数の議席を引き継ぐことになるので、外交安全保障面でもますます海外でアメリカの一翼を積極的に担うようになる。総じてイギリス化(UK-ization)、それも未来永劫の変化が起こったというものです。

http://www.iht.com/articles/2005/09/28/opinion/edestevez.php

 森田は、若い人々の意識にそのような指向がないわけではないと感じると同時に、今回「珍しく投票所に行った人」が次回以降も選挙に参加するならば、どの党が勝つにせよエステベス・アベ氏の言う通りかもしれないとも思います。

 しかし、恐らく全体として揺り戻しは避けられないでしょう。また、アメリカの外交・安全保障政策と一体化を強めると言っても、米政権が今のような政権か、「国際機関重視・多元主義」の政権か、といった問題があります。ブッシュ政権のような政権がまた誕生する危険性がある以上、アメリカ追随の体制化を進めるのは危険きわまりないことであると森田は考えます。そのように考える日本人が多ければ、起こるのは「UK化」ではなくて、例えば「カナダ化」「ニュージーランド化」かもしれません。

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