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2005年10月25日 (火)

小泉総理のイスラム圏大使招待

 小泉総理が官邸にラマダン(イスラム教の断食月)中のムスリム諸国大使を招いてイフタール(日没後の夕食)を共にしたそうです。

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20051024AT1E2401O24102005.html

 カイロ大卒のイスラム通である小池百合子環境相の入れ知恵だと思います。私は小池氏の歴史認識、台湾問題に対する態度は、外務大臣候補としては失格ないし危険であると思っていますが、この夕食会はとても良い企画だと思います。

 日本人の多くは伝統的に一神教ではなく、「多神教」と言っていい宗教感覚を持っているので、イスラムについても、それに帰依するというにはハードルが高いですが、他の一神教に帰依しているが故の本質的な「拒否感」は多くの場合ないわけですから、それを活かして相手方に関心を持っていること、理解しようと言う姿勢を持っていることを示すことは大事だと思います。

 もっとも、外交官たちを惹きつけても、イラク戦争開戦に賛成し、多国籍軍の一翼を担うと見られる自衛隊派遣を続けていることで、民衆レベルでは長年の「友好国」イメージという財産が損なわれ続けていることに変わりはありませんが。

 それにしても、「断食」月の日没後にはいつもよりも豪勢な食事をとり、断食月中の方が肉などの消費量がいつもより多いというあたり、中東っていうのも面白いですね。

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