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2005年11月 8日 (火)

ビル・ゲイツを世界銀行総裁に!

 昨日放送のABC「ジスウィーク」(NHK-BS1、月曜日午後2時15分から)でビル・ゲイツ氏のインタビューを放送していました。

 なぜ途上国支援に力を入れるのか。ポリオ撲滅に関しての具体的な話なども含め、富をどう用いるべきなのか、社会的な責任を個人としてどう果たすかといったことを、まじめに考えていることが良く伝わってきました。

 聞きながら思ったのは、この人こそ世界銀行総裁にふさわしいのではないかということです。

 ブッシュ政権の都合でウォルフォビッツ前国防副長官がこのポストに栄転していますが、最近、チェイニー副大統領の首席補佐官が起訴され辞任したいきさつや、パウエル前国務長官の補佐官だった人の証言などで、チェイニー、ラムズフェルド、ウォルフォビッツといった一派が、情報操作やリークを含む陰謀でブッシュ政権と世界を「イラク戦争」に引き込んだことが、ますます明らかになりつつあります。

 超保守派との亀裂を生じずに国防総省から引き下がらせるために、アメリカが指定席の世界銀行総裁ポストに転出させたわけですが、途上国の民生向上という、人類にとって非常に重要なポストに、政権内部の事情で、信頼性から言っても何から言っても不適格な人物を押しつけられて、われわれは黙っていていいんでしょうか。

 「世界銀行総裁にビル・ゲイツを!」という前向きのメッセージで、ウォルフォビッツ総裁の交代機運を高めたいと思ったわけです。

 2001年の9・11テロで、世界は一時的に正気を失っていましたが、ブッシュ政権の不支持率6割という数字が、ようやくアメリカでも正常化が始まったことを示しています。

 わが国も、当時日本をイラク戦争支持、協力にリードした加藤駐米大使、谷地外務次官(当時、官邸)らを早く更迭し、正常化を図るべきでしょう。憲法改正といったことは、「正常化後」でなければなりません。

 ビル・ゲイツ氏は、インタビュアーのジョージ・ステファノポロス氏(ABC,元クリントン大統領補佐官)に「政治は?」と水を向けられ、「得意ではないので、マイクロソフトと(途上国支援の)基金の二つをやっていこうと思っている」と答えていました。

 彼の経営センスと良識、信頼感を、彼の基金より少し大きな「世界銀行」で生かしてもらえたら、というのは良い思いつきだと思うのですが。

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