« 麻生太郎外相の就任前の「一民族発言」 | トップページ | 「地方議員年金」手始めに、地方議員の定数大幅削減、歳費大幅削減も考えよう »

2005年11月 7日 (月)

「麻生太郎外相考」に蛇足

 外務大臣の麻生太郎氏が大久保利通氏の末孫であるという話しを『毎日新聞』の山田孝男氏のコラムが紹介しています。

http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/hassinbako/

 そう、大久保は台湾に関する談判を戦争を回避して納めることに成功しています。リアリスト大久保がもし西南の役の翌年に暗殺されていなければ日露戦争後の日本の針路ももっとまともなものになっていたかもしれません。

 大久保が築いた近代国家の礎は、陸軍などを中心とする勢力によって破滅に導かれましたが、戦後それを立て直して戦後の新たな国家路線の基礎を築いたのが大久保の二男・牧野伸顕の女婿・吉田茂。

 その吉田が築いた戦後日本を、バブル崩壊と長期停滞に導いてしまったのが旧大蔵省を中心とする霞ヶ関の勢力。基本的にハト派を支持している私が言うのは変かも知れませんが、「麻生外相は、祖父・吉田茂に続き、それを立て直す使命を帯びている」というのが歴史好きの私の意見です。

 それにしても山田さんの「祖父・吉田茂の夫人が大久保利通の孫」というのはわかりやすい表現ですね。牧野伸顕女婿では、ちょっとわかりにくい。

 もっとも、2・26事件の際、大磯で遭難し地元消防団の活躍などで難を逃れた牧野も、「軍縮」支持により皇道派に狙われたわけで、内相が木戸に交代したことが戦争への道への歯止めをひとつ弱めたというわけでしょうから、牧野伸顕の名を出して、「麻生さん、あなたはは皇室のために現実主義の立場から軍国主義、冒険主義と戦った家系の直系なのですよ」と呼びかけることは必要なことかも知れません。

|

« 麻生太郎外相の就任前の「一民族発言」 | トップページ | 「地方議員年金」手始めに、地方議員の定数大幅削減、歳費大幅削減も考えよう »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/136601/6939307

この記事へのトラックバック一覧です: 「麻生太郎外相考」に蛇足:

« 麻生太郎外相の就任前の「一民族発言」 | トップページ | 「地方議員年金」手始めに、地方議員の定数大幅削減、歳費大幅削減も考えよう »