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2005年12月 6日 (火)

たばこ増税、なぜ財務省は反対するのか

 肺ガンなどの原因になるタバコに対する増税は、税収確保策としても医療費抑制策としても有効であり合理性な政策だ。日経などの社説にも支持する意見が出ていた。医療費の負担増を提案する中で、ヨーロッパに比べて極端に低い税率を続けるのは変だ。

http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20051117MS3M1700417112005.html

 財務省の反対を受けて旧大蔵省出身の柳沢伯夫自民党税調会長も見送りの方向を示唆しているそうですが、あれだけ増税が好きな財務省に反対論が強いと聞くと奇異な感じがします。「消費が減れば税収は増えない」というが、税率を倍にして消費が半分になっても税収が減るわけではない。消費が半分になることはないだろうし、他仮に半分になっても国全体としては良いことがあるのだから検討すべきだ。

 この財務省の奇異な反対に接して、ウラがありそうだと感じるのは私だけだろうか。たばこに連なる財団や企業が一杯あって、旧大蔵省の天下り先や現役財務官僚が料亭に呼んでもらったり、タクシーチケットをもらう都合でもあるのだろうか。これは憶測に過ぎないが、そういうことでもなければ反対の理由が理解できない。

 「愛好家の権利」という意見があるかも知れないが、医療保険財政に負担をかけ、これだけ世間がうるさくなっても、人混みの路上で有毒な煙を出して迷惑をかける人々に多少のペナルティーは負ってもらいたい。

 「たばこ生産農家」の利益ということもあるかもしれない。でも、あるたばこ生産地の統計を見ると、「適地」という点で近いのではないかと想像される落花生と比べ生産額で10分の1くらいだ。みのもんた氏の番組でもやっていたらしいが、ピーナツの茶色い皮にはたいへん健康によい成分(ポリフェノール)が大量に含まれているという。消費者の健康志向に合わせ、ゆでピーナツ(これはうまい)に方向転換して欲しい。

http://www.j-medical.net/food/f-rakkasei.html

 われわれは、一息つこうと缶コーヒーを一本飲む。これが130円。同じ目的のタバコの人も「一本100円」は公平でしょう。イギリスなどと同様、タバコひと箱1,000円。そういった合理的な政策をやって、ようやく「先進国」になれるんじゃないでしょうか。

 タバコは、各種の麻薬と比べ「毒性は比較的弱いが、習慣性は極めて強い」そうです。立派な麻薬じゃないですか。

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