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2005年12月10日 (土)

「民主化」でイスラム原理主義勢力台頭

 ブッシュ政権の「中東は民主化すべし」という外交政策の結果、エジプトの総選挙で初めて「ムスリム同胞団」の自由な選挙活動が認められ、結果としても「大躍進」となり、ブッシュ政権は早くも「中東民主化」政策を見直す方向だそうです。これは、「民主化」という普遍的な価値を前面に出してアメリカに都合のいい展開を図ろうとしたブッシュ政権にとってパラドックスであるとともに、中東がアメリカから自由であることを望むとともに、中東においても自由・人権が守られるべきと考える私にとってもパラドックスと言わなければなりません。

http://www.asahi.com/international/update/1208/013.html

 それにしても、近隣諸国との関係を行き詰まらせたまま、小泉総理は年明けに中東を訪問し、イスラエルやパレスチナの指導部と会談するそうです。パレスチナ問題こそ、世界政治の焦点であり、訪問自体はたいへん結構なことですが、残念ながらこれまで小泉首相の口からパレスチナ問題についての多少なりとも見識、あるいは世界政治の指導者にふさわしい責任感を感じさせるメッセージを聞いたことはただの一度もないことは残念です。

 スポンサーとしてちょっとは格好いいところを見せられるかもしれない。世界政局の焦点なので、ちょっと勉強していけばテレビ写りのいい訪問に出来るといった安易な考えの訪問であるならば、これが何か国際政治に、汚点を残すことのないよう願う限りです。

 外務省の心ある職員のみなさんの健闘を祈るとともに、小池百合子大臣もどうか最低限のフォローを果たされますように。

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