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2005年12月 8日 (木)

選挙区制度を見直すなら

 小泉総理が選挙制度の変更を指示したと報じられていますが、どうせ狙いは「定数削減」などの世論におもねって注目を集めて肝心なことから話題をそらすことが主眼であろうと見られるものの、「郵政民営化」といったことが、エキセントリックに優先順位を上げて成立してしまったように、瓢箪から駒で「ますます比例代表の比重が低下する」といったことにならないよう論点をしっかり立てることが必要だと思います。なにしろ「衆院3分の2議席」は、参院が否決しても衆院再議決で法案を成立させられるからです。

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051208&j=0023&k=200512089137

 自民党がアメリカやイギリスの小選挙区制をありがたがる気持ちはわかりますが、やはり半分ほどの得票で3分の2の議席を占めている現状を考えても、「民意の反映」のため、進めるべき改革の方向は「比例代表」の比重を高めるか、公明党や小泉氏のもともとの持論である中選挙区制(論理的には大選挙区制に分類)するか、あるいはフランスのように2回投票制にするか、そういった方向でなければならないと思います。

 「復活当選はダメだ」というのが議論の出発点のようですが、「落ちた人が議席を得ている」のではなく、「比例代表で立派に当選している」わけですから、この話しは出発点がそもそもおかしい。小泉氏が「衆院300程度」というのは、「どうせできっこないが、こう言っておけば衆院は単純小選挙区制になるかもしれない。それは改憲にも、公明の比重を下げて、社民・共産を消し去って自民党『独裁』を強化するにも好都合」ということでしょう。

 衆院は小選挙区・比例代表「並立制」を、ドイツ型の「併用性」に改める。参院は、拘束名簿式比例代表一本にし、定数は20人程度に(現行の10分の1以下)にする。これで国会議員は200人減らせますし、参院を『取締役会』あるいは『行政監視委員会』のような感じにできる。私の改革案はそんなところです。

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