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2006年2月 8日 (水)

神奈川新聞7日付社説・「新『社民党宣言』」に思う

 2006年2月7日付の『神奈川新聞』社説が、社民党の自衛隊に関する再度の方針転換について「自衛隊合憲」の判断までには三十年にわたる論議が繰り広げられ、党員や同党支持者の葛藤(かっとう)もあった。それと比べて今回の方針転換には安易な印象を禁じ得ないと書いているが同感だ。

 私自身もかつて当たり前だった「奴隷制度」が実態はともかくとしてタテマエの世界では廃絶されたと同様に、「戦争」も「軍隊」も廃絶されることが望ましいしと考えているし、戦後今日までわが国の部隊が海外で一人たりとも殺していないのは「日本社会党」の頑張りがあったからだと評価している。

 しかし、社民党の現在の使命はワンイシューのミニ政党になることなのだろうか。折しも小泉総理のアメリカ一辺倒の「外交不在」、歳出削減と規制緩和一辺倒の「弱肉強食の経済政策」に対する国民の不信、不安が顕在化している。

 私は、社民党が目指すべきは民主党内の「松下政経塾あがりの自民党公認得られず組」ではないリベラル指向の人々との連携を深め、日本共産党とも場合によっては選挙協力も進め、「左翼」ないしは「リベラル」のブロックを形成して政権をとるということであるべきだと思っている。

 私と同姓の森田実さんなどは、ご経験も豊富なだけに「そんなことは無理だ」とおっしゃるに違いない。それで「国民新党」への期待を述べられるのだろう(リベラルブロックと国民新党の連立でもいいですが)。亡くなった社会党代議士の倅さんである民主党二世議員のスタッフで新左翼歴のあるらしい人が「選挙では共産党が一番の敵で、あいつらだけは許せない」と言っているのを聞いたこともある。

 しかし、政治空間はあなたたちの趣味のためにあるのではない。あなた方が自民党に勝利しなければ救われない人が現実にたくさんいる。日本外交に独立が回復される契機もない。

 まあ、釈迦に説法だろうと思いたい。辻元、保坂といった人々は根強いリアリストであることもわかっている。健闘に期待する。

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