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2006年2月13日 (月)

トリノ冬期オリンピックとNHKの番組編成

 アルペンスキー男子滑降で、昨年1月に転倒して左膝の靱帯を断裂していたという30番スタートのアントワヌ・ドヌリアズ選手(フランス)が優勝し「表彰台でラ・マルセイエーズを聞くことを何度も夢見たけれども本当になるとは。とにかく、明日の朝目が覚めて、夢でないことを確認しなきゃ」とインタビューに答える様子など見ると、やはりオリンピックはドラマだなあと思う。

 さはさりながら、BS1をオリンピックばかりにしてしまうNHKの番組編成には疑問がある。人によって意見は違うだろうが、僕は衛星放送はBS1の各国のニュースなどは通常通り放送し、BS2の娯楽番組や地上波の再放送などを止めてオリンピックの放送をすればいいと思う。

 最近、せっかくアメリカのスポーツ番組の組み方などを工夫し、午後2時過ぎの米PBS「ジムレーラー・ニューズアワー」や午前3時過ぎのアジア各国ニュースなどの放送時間ができるだけ変更にならない努力をしているのが認められただけに残念だ。

 NHKは、民放でもできるような番組ではなく、ニュースやドキュメンタリーに力を入れるべきだというのが僕の意見で、それはオリンピックの時でも貫徹されるべきではないかと思っている。

 もっともハイビジョンなどの「毎日モーツァルト」は休まずにやってくれているのは嬉しい。「孤児院ミサ」が12歳のモーツァルトによって作曲され、孤児院併設の教会で演奏されたということは知っていたが、その教会の映像などこの番組で初めて見た。選曲、演奏者の選択も良し、山本耕史君のナレーションもなかなか良い。

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コメント

「ジム・レーラー」で検索したところ、こちらのブログを見つけました。
わたしと同じ問題意識を持つ方がいると分かってうれしいです。
昨日は自民党総裁選挙のために「ニュースアワー」も「ナイトライン」も放送がありませんでした。日中録画したものを毎夜見る習慣にしているわたしにとっては、大変がっかりでした。

それだけでなく、大リーグ中継の延長や臨時の国内ニュースのために、これらの番組が放送休止になることがよくあります。あまりに憤って、NHKに電話したこともありました。
せめて深夜に代替枠を作るなり、衛星第二に振り替えるなりして放送してほしいところです。

投稿: 三文文士 | 2006年9月21日 (木) 14時49分

三文文士様 私も同じ意見の方があることを知って嬉しいです。折に触れ、NHK関係者などに意見を言っていきましょう。

投稿: 森田敬一郎 | 2006年9月21日 (木) 15時02分

さっそくレスポンスいただき、ありがとうございます。

わたしにとってBS1は、安価にして幅広く世界を知ることのできる「外への窓」です。
ただでさえ内向きになりがちな日本にあって、この「窓」は貴重だと思っています。
CS放送やインターネット放送もありますが、時間やお金・語学力の制約から、BS1に頼りきりです。

国内ニュースや大リーグに力を入れるのもひとつの考えですが、こうした役割を期待して衛星契約をしている人間もいることを、NHKには分かってほしいです。
またBSチャンネルの削減の議論が政府諮問機関でなされていますが、そちらにも同様のことを言いたく思います。

NewsHourなど海外の良質なメディアに接していると、日本のメディアのあまりの「甘さ」にがっかりしてしまいます。
ただがっかりするばかりでなく、良質な考えを発信しようとする貴ブログに期待しています。

投稿: 三文文士 | 2006年9月21日 (木) 23時43分

三文文士 様 ありがとうございます。コメントに再度共感しています。メディアを育てるのも市民の役割という自負心をもって、共に頑張りましょう。

投稿: 森田敬一郎 | 2006年9月22日 (金) 00時25分

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