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2006年4月21日 (金)

自民党総裁選-議論封印は良くない

「『総裁選控え言動に注意を』森前首相が中川氏らに」(『読売新聞』4月21日朝刊、後掲)という記事を読んだ。森前首相は小泉首相とも国会閉会まで総裁選の話しはしないことで一致したとも書いている。

毎日新聞の松田喬和氏の受け売りではないが、こんな公の場で次期総理の資質についての討論、対話を封じるような話しには賛成できない。森田としてはもちろん、中川秀直氏や山本一太氏が推す安部晋三氏を次の総理にすることには今のところ賛成できない。それは、これまでの安部氏の例えばわが国の核武装などについての考え方が危険すぎると感じ、またA級戦犯合祀の靖国神社に「総理として参拝」の意向と伝えられているからだ。

森田は、近隣諸国外交は日本外交のグローバルな展開における最大の基礎になるべきものと考えており、次期総理は少なくとも自民党総裁選の課程で「総理在任中は靖国に参拝しない」と表明することが資格を得る最低条件であると考えている。

そうではないという考えの人もいるだろうが、いずれにせよ日本国民の運命を担うポストに就く人を選ぶに際し、一義的には自民党員、広くは国民と候補者たちとの間で十分な対話があらかじめ行われることが大切だ。

本当はアメリカの大統領のように2年近く、厳しい問答を経て選ばれるべきだが、秋までの時間は限られるのに、2カ月も議論を封印しようと言うことで合意したとは「密室選出」の森前総理と、「中身のないマスコミ扇動」で選出された後は軽薄な論理で政治に取り組んできた小泉総理らしい。

しかし、それでは困る。自民党総裁選は、ちゃんと議論を成り立たせた上で実施してほしい。

【以下は『読売』記事の貼り付けです】

「総裁選控え言動に注意を」森前首相が中川氏らに

自民党の森前首相は20日の森派総会で、新人衆院議員でつくる「新政治研究会」の初会合に中川政調会長ら同派議員が出席したことについて、「何でも(9月の)総裁選に結びつけられる。誤解を招かないように、発言、行動には十分注意してもらいたい」と苦言を呈した。

 Click here to find out more!森氏は小泉首相と6日に会談した際、今国会が閉会するまで総裁選の話はしないことで一致したことも明らかにした。

 これに対し、中川氏は「講演をしただけで、総裁選の話は全くしていない」と釈明した。新政治研究会は無派閥議員中心の勉強会。19日の初会合で、安倍官房長官に近い森派の山本一太参院議員らも指導役として出席し、党内には「総裁選で安倍氏を推すグループが若手を取り込もうとしている」との声も出ている。

(2006年4月20日22時15分  読売新聞)

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