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2006年4月12日 (水)

「ブッシュ、小泉、ベルルスコーニ」の一角崩れる~祝・プローディ&伊中道左派連合勝利

下院を0.1ポイント差で制したプローディー首相候補率いるイタリアの中道左派連合は、上院では海外投票の6議席を除いた段階で右派に1議席リードを許していたものの、最終的に上下両院を制した模様だ。

4半世紀前、国際情勢が「デタント」から「新冷戦」に向かう頃、語呂合わせのように右翼の新しいトップの名前を並べ、「レーガン・中曽根・全斗煥」などと言ったのを思い出すが、9・11からイラク戦争にかけての軽薄な右翼の指導者の名前を並べるなら「ブッシュ・小泉・ベルルスコーニ」だ。

9・11からイラク戦争にかけての世界政治の変調はようやく正常化に向かいつつあり、イタリアの左翼政権復活はそれを象徴するものと言えよう。フランスの雇用対策をめぐるシラク=ド・ビルパン政権の挫折と社会党の蘇生(?)、ラテンアメリカの左翼政権の伸張など、世界の潮流は「新自由主義」「アメリカ一極独覇」からの揺り戻しの中にある。

秋の米中間選挙でのアメリカでは上下両院で共和党が過半数を失うだろう。そのような中で、日本だけが小泉亜流で首相としての靖国参拝の意欲を明言しているという安倍晋三氏を首相に選ぶというというミスマッチを犯すのだろうか。

それにしても、イタリアの左翼勝利は共産党が中道左派と力を合わせるから可能なのだ。小沢一郎氏と同じことを言うのもなんだが、共産党が非自民勢力と選挙で調整しないことが結局は自民党政権を永続といってもいいくらい続けることを許してきたことをもう少し考えてほしい。

京都は日本でいちばん日本共産党が強いところでしょう?志位さんがほかの野党党首のところに足を運んで「来年の統一地方選では、こことここ(例えば東京を含め)で皆さんに協力しますから、4年後の京都はうちを統一候補にしてもらえませんか。これを平成の薩長連合の始めにしましょう」といった発想はできないのだろうか。自分がお山の大将になれないなら、国民ために自民党政権を終わらせるために一肌脱ぐなんていうつもりはさらさらないのでしょうか。

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コメント

こんにちは、トラックバックありがとうございます!
確かに小泉政権に反発を持って、とにかくなんとかしたいという気持ちが強いと、共産党の手法は独善的に見えますね。

ただ、そもそも共産党と民主党は政策が全く違いますし、政策的に自民党と決定的な違いのない民主党を支持することは、党の支持者への裏切り行為になります。
割り切って戦略として民主党と選挙協力したとしても、結局民主との馴れ合い上に議席を増やすことにしかならない。共産党の党勢は表面上上がっても本質的には変わらない・・・そういう状態で国会で共産党の政策の純度を保つのは難しいと思います。

というわけで、反小泉という一致点だけでは選挙協力は難しいだろうと思います。ただ国会内では共闘を呼びかけてはいます・・・はい。

民主党と・・・というのは時期尚早ですが、社民党とは少しづつですが歩み寄ってますね。こういう動きがもっと活発化すればと一党員としては思ってます。長文すいません。

投稿: ともえ | 2006年4月12日 (水) 12時23分

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もう笑わせてくれないと思うと残念。 一国の元首がやってるというところがミソだった... [続きを読む]

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