« 「教育基本法&共謀罪」は、わかりやすく言えば「教育勅語&治安維持法」=保坂展人代議士= | トップページ | 安倍晋三「美しい国へ」批判②~60年安保改訂騒動の焦点は条約案の中味ではなく強権政治手法 »

2006年8月22日 (火)

安倍晋三「美しい国へ」批判①~ドイツを第二次大戦に駆り立てたのは宥和政策か

『美しい日本へ』の「はじめに」で、安倍氏はチェンバレン英首相の「宥和政策」を批判した議員の演説に触れ、自らの「闘う政治家」のひとつのモデルとしているようだ。

「力」の信奉者たちは、「英仏の指導者たちがナチスドイツに宥和的な政策をとったことが第二次大戦の悲劇を引き起こした」というストーリーが大好きだ。

しかし、もう少し因果関係を冷静に、あるいは安倍氏が好む表現であるプルーデントな態度で検討するならば「第一次世界大戦の戦後処理において戦勝国側がドイツに過大な賠償金を課した」ことこそ、ナチス台頭の条件を作り出したもっと根本的な原因であることを忘れてはならない。

弱い犬ほどよく吠えると言うが、必要なのは「力の政策」以前の、「賢明な戦略」だ。

|

« 「教育基本法&共謀罪」は、わかりやすく言えば「教育勅語&治安維持法」=保坂展人代議士= | トップページ | 安倍晋三「美しい国へ」批判②~60年安保改訂騒動の焦点は条約案の中味ではなく強権政治手法 »

コメント

チェンバレン英首相の「宥和政策」批判を正面に掲げるというのは、俺はお前と会う時にドスをのんでるぞと宣言するに等しい行為ですね。

投稿: ゴンザ | 2006年9月 5日 (火) 17時04分

そう思います。

投稿: 森田敬一郎 | 2006年9月 5日 (火) 17時18分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/136601/11556852

この記事へのトラックバック一覧です: 安倍晋三「美しい国へ」批判①~ドイツを第二次大戦に駆り立てたのは宥和政策か:

« 「教育基本法&共謀罪」は、わかりやすく言えば「教育勅語&治安維持法」=保坂展人代議士= | トップページ | 安倍晋三「美しい国へ」批判②~60年安保改訂騒動の焦点は条約案の中味ではなく強権政治手法 »