« 気になる‥『朝日新聞』夕刊連載-「文革と向き合う 終結から30年」 | トップページ | 歴史家のみなさん、出番ですよ »

2006年9月 7日 (木)

「付和雷同はいかん」-イケメン政務官辞任に故後藤田正晴氏の憂国のことば思い出す

女優・水野真紀さんのつれ合いの「イケメン」総務政務官が、サラ金の高利規制が自民党族議員の圧力に金融庁が迎合して、つまり政財官癒着によって骨抜きになったことに抗議して辞任するというニュースを聞いた。

後藤田正純政務官の大伯父・故後藤田正晴氏が昨年6月、TBSテレビのニュース23で筑紫哲也氏のインタビューに答え、最近の若い政治家を見ていて心配になることとして「付和雷同は困る」と話していたのをふと思い出す。

誕生しようとしている「安倍総理」は、初当選の頃から政調の外交部会などで朝読んできた「産経抄」そのままのトンチンカンな発言を繰り返し、講演で核武装論をぶち、歴史教科書に対する無反省な国家主義者たちからの攻撃の先頭に立ってきた、きわめてマイルドな表現で言っても「戦後歴代総理と比べても、一人だけ他の総理たちと違った『超』のつくユニークな精神構造と危険性を持った」人物で、そういった総理が誕生しようかという状況において、多くの自民党議員たちがとっている態度は「付和雷同」そのものだ。

いくら「長いものには巻かれろ」が多くの自民党議員の習性だからといって、世の中にはやっていいことと悪いことがある。戦後の平和と民主主義の根幹を破壊するかもしれないと危惧される安倍候補を「人気があるから」「勝つから」という理由で推すといったことは、やってはならないことではないかと森田は考える。

安倍総理誕生ということになれば、そこから起こることの直接的な責任は自民党の国会議員たちが全て負うことになる、ということを明確にして、総裁選、国会の首班指名選を見守りたい。

正純さん。自民党にいては難しいとは思うが、とにかく後藤田の名を汚さぬよう頑張って下さい。

|

« 気になる‥『朝日新聞』夕刊連載-「文革と向き合う 終結から30年」 | トップページ | 歴史家のみなさん、出番ですよ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/136601/11796370

この記事へのトラックバック一覧です: 「付和雷同はいかん」-イケメン政務官辞任に故後藤田正晴氏の憂国のことば思い出す:

» #721 謎の金融庁 [おおなかこなか]
さすがに呆れました。 [続きを読む]

受信: 2006年9月 7日 (木) 16時21分

« 気になる‥『朝日新聞』夕刊連載-「文革と向き合う 終結から30年」 | トップページ | 歴史家のみなさん、出番ですよ »