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2006年9月24日 (日)

日本の等身大像を中国に伝える「東京視点」に期待する

2006年9月23日(秋分の日)午後、新橋のビクターホールで開催された中国人留学生らを中心とした市民映像ジャーナリズム集団「東京視点」の5周年イベントに参加してきた。

すでに広くメディアで紹介されているが「大手メディアが紹介する日本像とはちがった、日本のリアルな市民生活を中国に住む人々にインターネットを通じて発信し、日中両国民の相互理解を進めよう」という基本コンセプトをもった集団だ。

まだ彼らの作品群をご覧になっていない方があれば、ぜひご覧になっていただきたい。アーカイブスの2003年にある「私の日本人おばあちゃん」をはじめ、みなそれぞれに楽しく興味深い。

その作品群も狙い通りの素晴らしいものだが、さらに活動を通じて参加した日中両国の青年たちがお互いの文化についての認識を深め、またアドバイザーとして参加している放送ジャーナリスト・下村健一氏とのやりとりのなかでメディアリテラシーにかかわる技を深めている。大手メディア(TBS)を離れて、市民ジャーナリズム運動に取り組むとしていた下村氏が初志を貫徹して、実に内容のある活動を展開しているのを知ってうれしかった。

代表の可越さん(長春出身)はイベントの冒頭スピーチで、活動の財政面に関わる将来性に触れたとき、涙ぐんでしばし絶句する場面があって驚いた。国策の面から考えても、中国国民の対日感情を大きく改善することにつながるこうした意義深い活動を、なんとかみんなで支えていきたいものだ。

森田はこのイベントを2週間ほど前に『朝日新聞』の「ひと」欄で知り参加したが、イベント後の餃子パーティーで主催者の求めで二胡を演奏した渡里文恵さんも、5年にわたる中国音楽修行を終え、南京の大学院から帰国早々にこの記事を見て参加したそうだ。日中文化交流に貢献すべく活動していきたいと話しておられた。

参加者は200名ほどだろうか。そのうち3分の1ほどが日本で仕事をしていたり、留学生だったりの日本語を話す中国人の人々で、いろいろ話せて楽しかった。「東京視点」がこのような輪を広げていく先頭集団として、今後も大いに活躍することを期待したい。

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