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2006年10月 4日 (水)

民主党の判断力が問われる細野議員・山本モナさん不倫スキャンダル

民主党の細野豪志代議士と「NEWS23」に起用されたばかりのアナウンサー山本モナさんの不倫スキャンダル報道が写真週刊誌であり、騒動になっている。

森田は、このことについて一番問われているのは次期政権を担うべき民主党の「中枢神経」がちゃんと機能して、一方では筋道立った、他方では選挙等におけるダメージを回避する賢明でバランス感覚のある判断を下すことができるかどうかという点だと思う。

山本モナさんや「NEWS23」については、2チャンネル等では非難が集中しているらしい。脇が甘い、「倫理規定」に反しているというのはそうかもしれないから叱られるのは仕方がないだろう。しかし、森田は批判を恐れずに言わせてもらえば「報道に携わる人なんだから、取材対象にそこまで接近できたということについては、褒められこそすれ一概に非難されるべきものではない」と思う。TBSが表向き「休養で降板ではない」と慎重な姿勢をとっていることを支持したい。むしろ、裏でコソコソ「自主的な降板」を促すようなことをしていないことを願いたい。

細野豪志議員についても、調子に乗っていたことは否めないだろう。民主党の政調会長代理のポストについて「進退伺い」に止めているそうだが、党を救うためには「辞表」の方が良かったと思う。一方、「罰」についてはあらゆる方面からすでに与えられてるだろう。政治家としての将来は、全てこれからの本人の努力と有権者の理解にかかっているとしか言いようがない。

やはり焦点は民主党の中枢がどう対処するかだ。1960年代から70年代にかけ、西ドイツ(当時)の社会民主党がブラント首相~シュミット首相のリレーを成功させて国をリードできたのは、人気のあったブラント首相周辺の共産党スパイ事件や、あまり表に出なかったけれども女性問題に、ヴェーナー氏ら党幹部が大局を見て、適切に断を下した結果だからだ。

報じられたスキャンダルは、日本の政治全体を考えればたいした問題ではない。政治家の私生活について、アメリカのような偽善ピューリタン的厳格主義で断ずるのがいいか、フランスのようなおおらかさで見るのがいいかは意見が分かれるだろう。やはり、ここでの焦点は、それらを飲み込んで民主党がどんな判断、危機管理を示し、次期政権政党としての信頼感を示せるかどうかにあると思う。

森田が民主党党首なら「役職全面剥奪、次期総選挙の公認内定取り消し、ただし新たな立候補志望者とオープンな候補者選定に名乗りを挙げて競う権利は100パーセント保障する」という処分をする。

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コメント

おはようございます。
記事内の
>「報道に携わる人なんだから、取材対象にそこまで接近できたということについては、褒められこそすれ一概に非難されるべきものではない」と思う。

これは、どういう意味なのでしょうか?
文章の前後を読みましたが、理解が出来ませんでした。
補足説明をお願いします。

私も写真誌「Friday」を見ましたが(立ち読みですけど)、あのように堂々と不倫していては、フォーカスされるのは当然の事でしょうね。
2ちゃんねるで、あそこまで誹謗中傷されるのは、ネット特有の匿名社会だからでしょうね。
日本人の特徴です。

投稿: うさぎ | 2006年10月 5日 (木) 07時44分

こんにちは、私も記事内のここの点にとても違和感を感じますが、どういう意味なのでしょうか。

>報道に携わる人なんだから、取材対象にそこまで接近できたということについては、褒められこそすれ一概に非難されるべきものではない

どこをどう解釈すれば褒めるところがあるのでしょうか。女性が体を使って取材対象に近づけばこのような間違いがおきることは容易に想像できますし、気のあるそぶりをみせれば尚更です。

報道に携わる者だからこそ、取材対象に対して客観的に判断できることが求められ、議員にしても公の職に携わる者だからこそ律することが大切なのではないでしょうか。
自分の家庭のことすらしっかりと考えられない人が日本の国民のことをしっかりと考えられるとは思えませんね。

更に、日本の政治家であるのなら日本の文化的な思考で判断することが大事ではないでしょうか。
どなたかが「浮気は文化」だとか言われてたこともありますが、それが現在の日本で常識として受け入れられているとは到底思えませんが・・・。

投稿: ひろぞう | 2006年10月 5日 (木) 12時50分

「News23」は以前よくみていましたが、キャスターが突然交代になり、その顔ぶれがわたしの期待する「硬派」なものではなかったため、みなくなりました。
そのため上記スキャンダル報道にもあまり関心をもちませんでした。
いずれにせよ、キャスター一新が裏目にでたといえるでしょう。

日本のニュース番組から「硬派色」がほとんどなくなってしまいました。NHKの「ニュース7」でさえ、どこか物事をあおる感じをうけとってしまいます。

NHK-BS1で「ジム・レーラー ニュースアワー」など外国のニュース番組をみるにつけ、日本国内でもあのようなバランスのとれた良質なニュース番組ができないものか、思案してしまいます。
そして日本における物事をあおる報道ぶりに失望するのです。

投稿: 三文文士 | 2006年10月12日 (木) 22時23分

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