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2006年10月23日 (月)

衆院補選、民主党の敗北-「格差」への焦点の当て方が足りない

民主党の衆院補選敗北の報道に関わって、いちばんけしからんと思うのは新聞が「教育基本法の採決が促進されるだろう」といった話しを結果が出てから言い、また「北風」だけでなく、「格差を訴えても票にならない」と言うニュアンスの、ただ根拠がないというよりも、民主党を肝心なことに集中することからそらせるようなことを書いていることだ。

もちろん、付和雷同で政権やスポンサー、軽薄な多数派読者のレベルにおもねるマスコミに責任を転嫁するわけにはいかない。

民主党は、自民2勝なら教育基本法はこうなるといった発信をもっと強くしなければならなかったし、自民党が創価学会票のゲタを履いている以上、日本共産党ととの対話にも、もっと真剣に取り組むべきだ。共産党の方も前世紀前半の「社民主要打撃論」のようなことから、早く脱却してほしい。

民主党にとって、問題は「政策課題の絞り込み」への集中力と、党内からの変な発信を抑えることも含めての「発信力」の問題だ。何度も言うが、党の「中枢神経」をちゃんと機能するように育てなければならない。それは長い取り組みになるかもしれないが。

広告批評家の天野祐吉氏がコラムで「ワーキングプアー」などとぼかした言い方をやめて「貧困勤労者」とハッキリ言うべきだと書いているが、「今日も歩く」の黒川氏も触れていた先週木曜の「クローズアップ現代」の、介護の現場が貧しい処遇が原因で人手不足を来たし危機を迎えているといった話しなど、総理の夫人がどうしたとか、イヌの選挙応援起用は動物虐待だとかといった話しとは全く別の、しなければならない、きかなければならない『本当のはなし』があるはずだ。

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