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2007年3月 5日 (月)

教育に注ぎ込むエネルギー 世田谷区立喜多見小の試みに賛成!

2007年3月2日付『朝日新聞』夕刊で、世田谷区立喜多見小の「漢字テスト」に保護者、の有志が協力して成果を挙げているという記事が出ていて、よい試みだと思った。

「先生たちが忙しすぎる」、「手が足りない」という問題については、本当は教職員の定員を増やすことが第一義だが、こうして父母の力を借りることも良いことだと思う。父母だけではなく、卒業生やその父母、地域の人々の力も借りて、芸術やスポーツの活動も含め、公立学校の教育を盛り上げていくことが良いと思う。そうすることで、先生方には授業の内容を高め、いじめ対策などにしっかり取り組んでもらうことが必要だ。

みんな随分、教育には力も注ぎ、お金をかけてもいるように思うけれども、『AERA』などの雑誌の広告を見ていても、若い親の一部は、ずいぶん自分の子どもの受験対策には大変労力を割いて、少しでも有名な学校の『学校歴』を与えようと努力しているように見えるけれども、国の将来、ないし社会の明日といったことを考えたときには、もっと別の意味で教育にエネルギーが割かれるようにしないといけないだろう。

喜多見小の試みはよい試みだと思うし、いろいろなバリエーションが考えられてもいい。森田の子どもは二人とも高校生になってしまったが、彼らの母校である地元の小学校に貢献できる方法があればなにかしたいと思う。そのような道筋をコーディネイトする試みにも取り組んでみたい。

【以下は記事のコピーです】

(メガロポリス 街ひと)学力向上、親の出番

 世田谷区立喜多見小

 東京都世田谷区の区立喜多見小学校が、保護者の力を借りて学力向上に乗り出した。保護者が毎日、学校に来て、テストの採点をする。家でほとんど勉強する習慣がなかった子が机に向かうという、学力格差解消の効果も出始めている。(平岡妙子)

 喜多見小では昨年10月から、始業前と放課後に、学校独自の漢字検定テストを始めた。検定に挑戦したい子どもたちが毎日、学年を問わずに視聴覚室に集まってくる。小学校で覚えなければならない1006字を1級から60級まで分け、1回10問を全問正解すると級が一つあがる仕組みだ。
 問題を配り、漢字のハネや止めを細かくチェックし赤丸をつけるのは保護者だ。「学習支援プロジェクト」としてボランティアで始めた。多い日には、朝と放課後合わせて10人ほどが参加する。先生たちは問題や解答づくりを分担する。
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 学力不足の児童が目立ち始めたことから、同小は昨年4月、読み書き計算がどれだけ身についているか調べた。その結果、6年生でも1、2年の漢字を間違えてしまう子が3分の1いた。同時に行った学習習慣の調査で、家での勉強時間が2時間以上から30分以下までとばらつきが大きいことがわかった。
 授業で学んだことを定着させるには宿題が有効だ。だが、塾に通わせる家庭から「塾の勉強が忙しい。宿題を出さないでください」と強い要望があり、無視できない。学校で反復練習させようと考えたが、高学年になり学力の差が開いた子を一人ひとり丁寧に指導するには、担任だけでは時間が足りない。悩んだ末に、保護者の手を借りることにした。
 当初、「授業で教えるべきではないか」「学校の仕事を、親がやるのはおかしい」と反発は大きかった。だが現状を詳しく説明するうちに、協力を申し出る保護者が出始めた。小5の長男を通わせる斉藤裕子さん(43)は「あまりにも基礎学力がなく驚いた。先生だけには任せておけないと考えた」と振り返る。
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 テストを始めてから、字がきれいになった子が増えたと先生が驚いている。斉藤さんの長男も、級があがると喜んで、家で自分から机に向かうようになった。この効果に、採点協力者も増えている。
 本堂純子校長は「家で勉強しない子に学習習慣をどう身につけさせるか、ずっと苦労してきた。保護者の力を借り、どんな子にも力をつけさせたい」と話している。

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