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2007年4月25日 (水)

安倍氏はアメリカが嫌い?―アメリカ人が草稿書いたって、いい憲法ならいいじゃないか。

安倍首相は、昨日の自民党の改憲大会で今の憲法は占領下で、GHQの素人のアメリカ人が草稿を作成したのだから、早く改正すべきだという趣旨のことを話したらしい。

いつも言うが、民政局スタッフの多くはハーバードやエールのロースクールを出ていたり、大学教授の経歴があったりで、少なくとも「成蹊大学の学部出」より、知性において少しだけ秀でている可能性が高いのではないか。

今の憲法は「お父さんはアメリカ人じゃないか」との差別的発言ともとれるが、人は人種や職業ではなく、その人自身の品性や能力で評価されるべきであるのと同様、私は憲法も「誰がお父さんか」ではなく、良い憲法なのか、悪い憲法なのか、そのことによってこそ評価されるべきであると考える。

国民主権、基本的人権の尊重。第9条については解釈改憲で「変遷」が進んでしまっているし、イラク派兵などでそうとう危ういけれども、後藤田さんも強調していたように「この憲法の下で、外国で日本の部隊が一人の人をも殺していない」のは、日本国民が誇りに思っていてことだと思う。

というわけで、森田は安倍主導の改憲には、アメリカ軍の攻撃を手伝えるようにするために「集団的自衛権」についての政府の考え方を変更しようという最近の動きとともに反対だ。

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日本国憲法の改正手続きを定める国民投票法案が参議院で可決された。これですぐに憲法改正ができるわけではないけれど、最近は「改憲はかっこいい」というような誤った考え方があるようなので、今日はそのことについて書いておきたい。 安倍首相が強力にすすめようとしてい..... [続きを読む]

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