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2007年6月 1日 (金)

朝日選書の2冊、『戦争責任と追悼』『「過去の克服」と愛国心』

小泉政権の下で、靖国神社が再び大きな問題になったことをきっかけに『朝日新聞』が連載した大型企画をもとに、2冊の朝日選書が作られた。

中国、韓国などとの間で時に摩擦を引き起こす、先の戦争を中心とした歴史問題について、主要な論点を押さえ、海外からの複眼的な視点も十分に取り入れ、また右派論壇に対する分析なども含んだ、とても参考になる良い仕事だ。

連載記事を集めたものであり、森田は朝夕の電車で少しづつ読んだせいか、やや構成が散漫という印象もあるけれども、この本をまとめる作業にあたった三浦俊章論説委員も書いているように、例えば高校生であるとか、あるいは「どんな論点があるか、自分なりに探求する手がかりを得よう」という人にとって、とても良い本と言えるだろう。

その点で、三浦論説委員が各章をつないでいく道案内がよいガイド役を果たしているし、同じく読書家である三浦氏が書いている全体の末尾にある参考文献の紹介が、実にうまく選ばれ、また紹介文が書かれていて、例えば社会科教師の方々にもたいへん有用な資料になっていると言えるだろう。

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