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2007年7月 6日 (金)

なぜ「80年生まれ」はスポーツ界のビンテージなのか=日中韓・国際スポーツ大会誘致の連携を考えるべき=

 陸上競技の結果を報じるテレビニュースの映像を見ていて、例えば女子走り幅跳びの池田久美子選手の走る様子を見て「格好いいな」「美しいな」と思う人は多いかもしれない。

 朝日新聞2007年7月5日付の堀川貴弘記者による、第11回世界陸上選手権(8月15日開幕、大阪・長居陸上競技場)に向けての署名記事、「日本代表『黄金世代』5人」は、その池田選手がいずれも1980年生まれで同学年の選手評を紹介していて楽しい。どうして80年生まれに強い選手が多いかについて、ある「説」も紹介されている記事の後半を以下に紹介する。

【以下は上記、朝日新聞記事の後半部分の写しです】

 池田は仲間をこんな風に見ている。「やんちゃな末続(男子200メートル)が最近、陸上界全体を考え出すなど大人になった。沢野君(男子棒高跳び)はクール。内藤君(男子110メートル障害)はちょっとなよなよしていて女友達みたい。醍醐(男子走り高跳び)は不思議キャラ。それぞれいろんな性格で楽しい」

 「松坂(大リーグ・レッドソックス)以外にも、大相撲の朝青龍やバスケットの田臥勇太も同じ世代なんですよ」という池田は、指導を仰ぐ福島大の川本和久監督に「なぜ80年生まれにスポーツ選手が集まっているのか」と尋ねたことがある。

 その時、川本監督はこう答えた、という。「モスクワ五輪をボイコットして出場できなかった選手の怨念が、選手に注ぎ込まれているから強いんだ」。80年5月、ソ連がアフガニスタンに侵攻したことに抗議し、日本は五輪をボイコットした。そんな時代に5人は生を受けた。

 もう一人、忘れてはならない選手がいる。

 昨年8月に虫垂がんで亡くなった砲丸投げの日本記録保持者、森千夏さん。彼女も5人と同世代で、池田とは中学時代に競技会で知り合い、ともに03年、スズキに入社した。日本記録を出したのは00年で、実は同世代の中ではいちばん早い。

 「森ちゃんの分まで」。一周忌を迎える今夏、5人は大阪・長居を舞台に熱く舞う。

【引用終わり、以下、追記です】

「80年モスクワオリンピック」。マラソンの瀬古、柔道の山下らの顔が思い浮かぶ。2014年の冬季五輪がソチに決まったが、今度はボイコットなどが起こらないよう祈りたい。

 2回連続「決選投票前1位、大接戦」で落選したピョンチャン(韓国)はたいへん残念。2011年の陸上世界選手権はテグに決まったが、『冬のソナタ』のピョンチャンをお手伝いできなかったのが申し訳ない気分だ。一部政治家の愚かな振る舞いで2002サッカーW杯共催の連帯感はすっかりしぼんでいるけれども、できれば「日中韓スポーツ担当大臣の定期会合」のようなことを設定して、国際大会誘致には協力し合うようにしたらどうだろう。こういう選挙も、「地元」を固めることが大事でしょう。

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