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2008年4月21日 (月)

日仏修好150周年レセプションで聞く「安重根」の名

4月11日、南麻布のフランス大使公邸で「日仏修好150周年」のレセプションが開かれた。磯村尚徳氏が司会、市川団十郎がパフォーマンスを行い、トルシエ監督はじめ日仏関係の有名人がこぞって姿を見せていた。来日したフィヨン首相がスピーチしたが、浦賀のドックの設計者、ガス灯導入の技術者など、聞いたことのあるフランス人の名が次々に出るスピーチだった。

初めて姿を見るフィヨン首相は、落ち着いた若々しさと上品さを示し、地方選前後の人気急落を報じられたサルコジ大統領と対照的に支持率急上昇というのもうなずける好感度だった。

カミーユ・クローデルの弟、ポール・クローデルの名はスピーチの頭と終わりに2回出てきて、やはり草稿作成者が外交官の先輩に敬意を表しているのが感じられたが、もうひとつスピーチ内容で印象に残ったのは、本レセプションの前に行われた河野洋平衆院議長に対するレジオン・ドヌール勲章授与式におけるフィヨン総理の受章者紹介だった。

フィヨン氏は河野氏への授与理由を日欧関係への貢献の他3つほど挙げていたが、ひとつはアジア太平洋の貿易・投資の自由化促進であり、ついで核不拡散問題でのイニシアチブ。そして3つめに「あなたは日本と周辺諸国との関係を、最も痛ましい歴史的出来事も含め、その過去に明晰で勇気ある眼差しを向け、強化することに邁進されました」と称えた。

これに導かれるように、授与式の乾杯の音頭をとった小倉和夫国際交流基金理事長(元駐仏大使、元駐韓大使)は「私は韓国に大使として赴任して早々、思うところあって安重根記念館を訪れた。そうしたら記名簿のトップに河野外務大臣の署名があり、私は大いに感動した」と語り始めた。小倉氏のスピーチはフランス語で語り、サマリーを自身で日本語で話すというやり方で、フランス語では安重根の人となり、伊の藤博文暗殺事件のことを少し説明したようで、それに続けて「この広い心は日韓関係の改善に大きく役立ちましたが、これは自由、平等、博愛というフランス共和国の理想と重なるものであると思います」。

思わぬところで安重根の名を聞いたことに少し驚いた。

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