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2008年5月 4日 (日)

ダーウィン展(国立科学博物館)

うちの息子はダーウィンをたいへん尊敬していて、小学生の時も「カンザス州が進化論を学校で教えることを禁止」といったテレビのニュースをみたりするとカンカンに怒っていた。その高校生の息子に連れられて上野の国立科学博物館ダーウィン展に。ダーウィンの生涯や思想の発展などについて、広いスペースを使ってわかりやすく展示している。

学説については大学時代に一般教養の「科学史」である程度詳しい話は聞いていたが、お母さんがウェッジウッド社のお嬢さんだったとか、父親は堅物だったけれどもお爺さんが面白い人物で、すでに「進化論」も語っていたといった話は面白い。学校の成績は最悪だったという話は結構知られているが、「父は世間体からいいと考え、本人も昆虫採集に専念できると考えて神学を専攻した」というのもいい話(?)。充実した「カタログ」冊子にも出ていない会場の「ダーウィン時代以前の動物分類」に関する展示なども楽しい。

「150年前」に発表された学説ですよ。それでもアメリカのレッドステートでは「聖書の方が真実」と信じている人が多いという。カリフォルニアやニューヨークだけ見ていては、どうして大統領がネアンデルタール人レベルの思考でやっていけるか、というよりもその方がしばしば選挙に強いかを読み誤る。

ところで、科学博物館は体験型の展示も充実し、小学生たちは楽しそうにしていた。フタバススギリュウの骨格標本や、各歴史時代の日本人の暮らしを再現した蝋人形の展示もある日本館も楽しい。もっとも、評判の「大地を駆ける生命」(地球館3F)など、すこし大衆路線に傾きすぎている感じ。「日本館」になった旧本館の正面ホール、森田のこども時代はアロサウルスの骨格標本、うちの子どもたちが小さい頃はタルボサウルスとマイアサウラだったところが、ガランとしているのはちょっと寂しいと感じる。

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