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2008年5月 5日 (月)

「仮面ライダー電王&キバ/クライマックスデカ」

引き続き息子のお供で、「YASUKUNI」を降りたバルト9で「仮面ライダー電王&キバ/クライマックスデカ」を見る。

冒頭からラストまで期待通りの出来映え。「電王」のテレビ放送は1月に終了しているが、度肝を抜かれた「どこにでも電車でやってくる」という設定、このCGはやっぱり劇場スクリーンで見るといちだんと迫力が。東映だけに、ちょっと暴力過剰かなとも思うが、子役(松元環季)のワイヤープレイの大活躍など楽しい。同社は何十年かぶりの観客動員初登場1位をとったとかで、ささやかな祝意を‥

客席に子どもがあまり多くないのには驚いた。女子高生らしいグループ、20代女性の3~4人組などが目立った。「大人だから」「女性だから」といって遠慮することなく、「見たい人が見る」という時代なのだなと思う。男優たちも魅力的だが、エンドロールで「モモタロスの声 関俊彦」など異界出身の準主役たちの声優の名前が真っ先に出てきたあたりに、声優ブームが反映されているようにも思った。客層もこの辺の反映か。

デンライナー一行と行動を共にするゲスト、新米刑事(村井良太)が始め無鉄砲な行動で皆に迷惑をかけ、最後には手柄を立てる成長物語はお約束だが、時を行き来できる主人公たちに、ご褒美として22年前のある場面に連れて行かれるシーンでは涙がこぼれた。この場面を短時間演じた森本亮治という若い俳優は好印象で存在感もあり、伸びる人のように思った。エンディングの制作シーン、松本若菜さんが花束に涙ぐむように見えた「ご苦労さん」シーンなどには、テレビ版に出演した人たちの番組への思い入れも感じられた。

最近のこの手の作品には、いや以前からかも知れないが、「異界」に住む者同士が理解し合い、力を合わせ、友情を育てるストーリーが多いように思う。現実の外交や国際政治がその点であまりに「遅れている」ことに対する、クリエイターたちの、また民衆のいらだちの反映ではないか。

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