フジテレビ『とくダネ』、2003年派遣法改正時の報道を「検証」
昨日、1月7日(水)放送(8:00~)のフジテレビ『とくダネ』で、最近の深刻な雇用問題の原点は2003年、小泉改革の中で行われた派遣法改正であるという話をしていた。
その話の中味自体はあたりまえのことだが、ほーっと思ったのは当時の新聞各紙や、『とくダネ』自身がこの問題をどう扱っていたかという話しだった。
キャスターが当時の新聞縮刷のページを繰って調べているシーンがあり、当時は「派遣を製造業に広げる」というトンでもない法改正が成立した際の報道の扱いがたいへん小さなものだったことを紹介していた。
有事3法の成立と重なったこともあるものの、朝日新聞の記事などほとんどベタ記事のようなものだ。今日の問題を見越して明確に指摘していたのは毎日新聞だけだったようである。
このようなメディア自身の検証報道のようなものがもっと必要だ。ちなみに『とくダネ』自身についても「全く取り上げなかった」と潔く事実を伝えていたので、ここに書く気になった。もうすぐ放送開始10年という歴史の厚みがもたらした「番組徳」のようなものだ。
もっともその前日、6日の放送では「年越し派遣村」に集まった人々の中には、政治が悪い、社会が悪いというよりも「自分が悪かった」という視点を持っている人も多いということを他局に比べ強調し、『ニューズウィーク』日本版の辛気くさい編集長が新自由主義擁護全開のコメントをしたりしていたが。
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