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2009年1月27日 (火)

自公連立政権の「再生可能エネルギー」への消極姿勢

 朝のNHKテレビのニュースで、国際再生エネルギー機関の設立総会があったがわが国政府はオブザーバー出席にとどめたと報じられていた。つまり、わが国の政府は「風力」や「太陽光発電」については、中国やこの機関への対応を検討していたブッシュ・チェイニー政権と五十歩百歩ですと自ら発信したわけだ。

 しかも、側聞するところではもともと外務省も経済産業省も出席すらするつもりがなかったところ、オバマ政権の誕生でアメリカが「欠席」から「オブザーバー派遣」に切り換えたので慌てて日本もオブザーバー参加に切り換えたという。

 経済産業省や外務省は、天下りなどの都合で原子力村というか、財界というか、電事連というか、そういうものにがんじがらめになっているので、野放しにしておけばこの国際機関に「不参加」という結論もまあ予想はつく。朝日新聞でさえ、「風力発電の施設に貴重なオオタカがぶつかって死ぬ」といった記事をよく出していると思ったら、この前は「騒音などで健康被害」という記事を一面に大々的に掲載していた。「沖合を推進しよう」といった話など全く書かずにだ。これも赤字転落下の広告料の都合なのだろう。

 しかし、こうした癒着の構造にばかり足をとられることなく、例えば地球環境問題で経済産業省や外務省をリードして、あるべき方向に持って行くのが「政治のリーダーシップ」の役割であるはずだ。

 少なくとも、現在の自公政権はこの問題について私の期待には全く応えていない。やる気がないのだ。この際、民主党など野党各党はこうした問題についてどういう姿勢で臨むのか、ハッキリ態度を示して欲しい。民主党には電力会社からパーティー券を買ってもらっている議員がかなりの数いるのだろうが「政権交代しはしたけれども、やっぱり政治は電事連の言いなりのまま」といったことにならないよう、今から内外に「宣言」しておいたほうが良いと思う。

以下、NHKのページより切抜・貼付

国際再生可能エネルギー機関

1月27日 6時56分
地球温暖化対策として期待される風力や太陽光発電といった再生可能エネルギーの世界的な利用拡大を目指そうという新しい国際機関が設立され、ヨーロッパ諸国を中心に70か国以上が加盟することになりました。

ドイツのボンで26日開かれた「国際再生可能エネルギー機関」の設立総会には120か国余りが出席しました。国際再生可能エネルギー機関は、地球温暖化対策に加え、世界的な金融危機の影響が広がるなか、新たな雇用を生み出す分野としても注目される風力や太陽光といった再生可能エネルギーを拡大させていくことを目的に設立されたもので、各国での普及を後押しする政策の提案や途上国への技術移転に取り組みます。

設立総会では、ドイツやフランスといったヨーロッパ諸国に加え、発展途上国も条約に署名し、あわせて75か国が加盟することになりました。しかし、日本がIEA・国際エネルギー機関などとの役割の違いが明確でないなどとして加盟を見合わせたほか、中国やアメリカなども会合には出席はしたものの、加盟はしませんでした。それでも加盟した各国の間では、温暖化対策に積極的なオバマ政権に代わったアメリカが今後、加盟することへの期待は高く、新たな国際機関が、再生可能エネルギーの利用拡大に向けた各国の協調した取り組みにつながるかが注目されます。

【ここまで切抜・貼付】

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コメント

原発を推進するために原発立地自治体に多額の交付金を配分する電源三法が1974年6月に制定される。
電源三法とは、
●電源開発促進税法
●電源開発促進対策特別会計法
●発電用施設周辺地域整備法

電気代に税金が上乗せさせられており、その税金を特別会計が吸い上げ、その金を交付金として原発の立地に使っているということ。

そして電気料金。
これは電気事業法に基づく方法「総括原価方式」というもので決められています。
その「総括原価方式」というのは、人件費や修繕費などの営業費用と支払利息や資産維持費などの資本費用など一切の費用が電気料金に上乗せされる。
普通の会社だったら会社を維持するためにコスト削減して生き延びようとがんばりますが、電力会社は、かかった費用はどんどん電気料金に上乗せされていく仕組みです。

こういうところをまず見直し、余剰税金を新エネルギーに投資したらどうなのか?

床発電でも今の発電効率でも首都高に全部敷き詰めれば都民の使用する電気量の4割がまかなえるといわれている。

投稿: ろーりんぐそばっと | 2009年1月28日 (水) 10時33分

世界の潮流の分かってない政治家たち、電力業界出身者のレポートを鵜呑みにしている官僚機構。やはり大本営発表の丸投げのままでいるマスコミ業界。もうちょっとまじめに再生可能エネルギー、地球環境のことを勉強して欲しい。電気をマメに消して勉強しないなんてもってのほかです。

投稿: kurohune0702 | 2009年1月29日 (木) 00時20分

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