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2009年1月 2日 (金)

あいかわらずの竹中平蔵氏に驚きあきれる。

ここ2~3日、東京はかなり天気がよい。富士山がよく見える。

元旦夜は、NHK・BS1の地球特派員スペシャル、NHK総合の世界と日本の2009年をテーマにした討論など見る。

竹中平蔵氏が「非正規労働者の苦境の原因の大きな部分は、終身雇用・年功賃金の正規労働者の厚遇にある」といようなことを言っていたが、総労働に対する分配率が低いことが内需低迷の原因問題なのであり、竹中氏の話は徳川幕府が「士農工商」の下の被差別身分を創造して支配層への批判をかわしたことを焼き直して、労働内部に対立を作りだそうという論理のすり替えをしているわけだ。

「批判を恐れずに言う、法人税を減税すべきだ」などと、社会保障重視派のあらゆる議論に「財源は」と言いつのる本人が、財源論に触れぬまま目立った議論で話をそらそうとするテクニックもあいかわらず冴えている。「所得税の最高税率の引き上げを財源とする」といった話なら森田は必ずしも反対ではないが、とにかくハゲタカのような金融資本に「来てもらう」といったことを優先する発想は、世界経済の現実とマッチしていない。

地球特派員スペシャルに見る中国の失業問題は深刻だ。それは世界経済情勢の変化が直撃したものだが、これに中国指導部が適切に対処し激震を回避できるかどうかは2009年の世界を左右する大きな要素の一つだろう。

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コメント

あの番組を見て、竹中やその仲間たちに殺意を抱いた視聴者は少なくなかったと思いますよ。

投稿: へ | 2009年1月 2日 (金) 20時13分

申し訳ありませんが、「殺意」という表現にはレトリックとしても同意しかねます。竹中氏は蔵相退任後も民政党の責任ある立場に立ち続けようとした戦前の井上準之助氏とは異なり、金儲けの都合から比例代表で自民党から出た参議院議員も辞任してしまっており誠に卑怯ですが、相手のレベルまでこちらが落ちてしまってはいけないと思うのです。あくまでも言論で、また合法的な政治闘争で倒すべきです。森田はあらゆるテロ・暴力に反対です。

投稿: 森田敬一郎 | 2009年1月 2日 (金) 23時23分

森田さんは偉いですね。
私はそんな寛容な気持ちにはなれません。
小泉以降の新自由主義政策はすでに10万人以上の国民を絶望のうちに死においやったのです。
彼らは第二次世界大戦以降、最低最悪の人殺しじゃないんですか?
私の身内にも、町の人にも彼らの政策で殺された人がいます。

合法的?
なるほど、すこし頭が冷えました。
それなら、経済政策の責任を彼らにとらせるための法律をつくって欲しい。
1人殺せば殺人犯なのに、10万人殺して元大臣様ですか?
それが許されるなら、それこそ無法と同然でしょう。

投稿: へ | 2009年1月18日 (日) 14時32分

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