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2009年3月16日 (月)

広島の原爆資料館(平和祈念資料館)は構成に工夫の必要あり

最近、子ども二人が広島の原爆資料館を訪問していないことに気づき、これはいけないとこの週末出かける。一浪、高3で、4月から大学生になる二人だが、それぞれの印象を受けたようだ。

森田自身、大学生だった30年近く前、「本館」も展示場になってからの数年前と訪問経験があったので、本館は被爆前の爆心地と、被爆直後の爆心地をそれぞれ再現したジオラマにほぼ絞り、東館の被爆の実相を伝える展示の見学に重点をおいて案内・説明することで、初訪問の二人にある程度フォーカスした見学を体験してもらえたと思う。

本館の展示のうち、被爆以前の広島の歴史を描いた部分、その2階の核兵器のメカニズムや軍拡競争の問題、広島市の平和運動などについて紹介する部分は、問題を深く理解し、あるいは「現代の問題である」ことを印象づける部分としてとても大事だと思うが、森田は、それらの部分は展示全体の流れ・順序の中では、東館の展示内容を見た上で、それに続くものとして取り上げられる方がよいのではないかと思う。

収蔵品の収集に始まり、同資料館の活動の果たしている役割にはたいへん大きなものがあるので、森田のような者が意見を申し上げるのは誠に僭越なのだが、例えば井上ひさし氏とか、平田オリザ氏といった、「表現」の面で達者な人々に「構成」について助言を求めるといったことを考えられたらいいのではないだろうか。

もっとも、現地でもそういう話が出ているとガイドさんも話していたし、秋葉市長、リーパー理事長などの人々はPR面でもたいへん優れた能力のある方々なので、きっと将来、こうした点も改善されることと思う。

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