動物

2009年4月 3日 (金)

金魚、カメ、メダカ、ザリガニを飼っているみなさんへ

知人がこんなページを作ったので見て欲しいと言ってきた。頼まれると断れない方なので、ご紹介。

森田としては、このページの中の「実証:水が汚れない!」の画像に感心した。いろいろな表現方法が発達しているようだ。

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2009年2月20日 (金)

サンサーンス『動物の謝肉祭』の標題はダジャレ?

サンサーンスの「白鳥」といえば、知らぬ人はいないチェロ独奏の名曲だが、これが含まれている組曲『動物の謝肉祭』はパロディー満載の珍曲集だ。

NHK・BSの『名曲探偵アマデウス』(BSハイビジョン2月14日放送など)がこの曲を取り上げていたが、なかなか楽しかった。

最初に出てくる「百獣の王」から、「空虚5度」という音程を使って「権威」、「空威張り」をからかっているといった知識が増えるのも楽しいが、しかもからかいの対象には、当時フランス楽壇の権威だが作風が保守的と批判されていたサン・サーンス自身がどうも含まれていたという背景説明を聞くと、漱石の『坊ちゃん』の悪役・赤シャツには漱石自身が投影されているといったことが思い起こされたりする。

のっそりした「亀」のメロディーは文明堂のコマーシャルソング、オッフェンバックの『天国と地獄』の有名なメロディーを4分の一のスピードに引き延ばしたお遊びだが、4倍のスピードで再生して俳優たちがソファーの周りを走ってみせるなどは、本当にテレビ的で面白い。

「化石」の引用もとである、サンサーンス自身の交響詩『死の舞踏』が直ちに聞こえてくるのも楽しく、やはり2曲のフランス民謡を特定したアナリーゼも目からウロコだが、ここでも自身の作品が保守的であることを自虐的に描いているように見えて、実は同時に「自分の作品は古典として残る」という自信も投影しているという分析が興味深い。

それにしても、ドイツを旅行中にワーグナーを批判して演奏会ができなくなり、この組曲をウィーンで初演したというのだから、サン・サーンスという人はホントにおかしな人だ。そういえば、中学生の頃にカール・ベーム指揮ウィーンフィル、俳優をしているベームの子息がナレーションを担当(カップリングの『ピーターと狼』の方だけかな?)というLPが売り出され、演奏者と曲がミスマッチという印象受けたけれども、ウィーン初演の曲だったんですか。

「名曲探偵アマデウス」、この日のオーケストラはN響ではなく日フィル。チェロのソロの人は儲け役で、親戚や友だちに電話しただろうな。

一緒に見ていた息子は、各曲をテーマに絵を描き始めた。一枚は登場する動物が全部集まって、全体は象の形に集合しているという躍動的な優れもの(親バカ)。実は森田自身、子ども時代にすり切れるほど聴いたLPがアーサー・フィードラー指揮ボストンポップスのこの曲で、そこではヒュー・ダウンズという人のナレーションが聞かれるが、子ども時代には一言もわからず聞き流したものを大人になって聞き返すとこれもダジャレ満載のようで、そもそも「アーニマール、カーニバール」という標題からして韻を踏んでいるように聞こえる。

そうこうしているうちに、今月28日にティアラこうとうで開催される東京シティフィルの公演で「動物の謝肉祭」が演奏されるということを知った。たまたま2台のピアノのうち一人は、昨年熱海のMOA美術館でとてもセンスの良いプーランクの「ナゼールの夜会」を聴かせてくれた森田由子さん(親戚ではない)だ。メインはドビュッシーが北斎の『富嶽三十六景』の「神奈川沖浪裏」にインスパイアーされて作曲した交響詩『海』。わが家の画の巨匠を誘って出かけることにしよう。

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2007年11月20日 (火)

調査捕鯨に欧米の批判=ロジカルな発信が必要=

わが国の調査捕鯨について、欧米の批判が強い。CNNの日系人元アンカー、サチ・コト氏が日本のイメージを最も損なったニュースとして安倍晋三氏の政権投げだしと、迷い込んだクジラを助けられず、肉を売るために解体している映像を挙げたことを書いたが、アメリカ国務省のスポークスマンが記者会見で「自制」を促し、オーストラリアは労働党が政権をとったら、海軍の艦艇を派遣して捕鯨を阻止するという話も出ているという。

捕鯨継続が日本の死活問題だとは思わないが、例えば幕末にアメリカが日本に開国を迫った口実が捕鯨船への薪水の供給であり、かつてアメリカをはじめとする国々が、照明用の油をとるためにクジラを乱獲し、資源の枯渇を招いたといった歴史的ないきさつを考えるにつけても、そのアメリカに「捕鯨などとんでもない」と言われると、やれやれ、と思わざるを得ない。

動物虐待は良いことではない。しかし、牛を殺すのは良くて、クジラを殺すのは聖書に書いてあるからダメで、日本人は野蛮だというのでは、一種の人種偏見と言わざるを得ない。

もっとも、ここで感情的な反発を内向させて黙り込んでしまっては、誤解を増幅させるばかりだ。ロジカルに説得する努力を放棄して、既成事実だけを積み上げていこうとする発想は、満州事変後のやり方と同じになってしまう。

ここは、一部クジラの生息数回復が漁業資源の脅威になっているなどの科学的データを、日本政府として国民や海外メディアにいちだんと分かりやすい形で示していく、冷静な作業が必要になるだろう。相手が無茶を言っているにしても、「問答無用」スタイルではなく、親切な説明と対話の路線をとるべきだ。

それにしても、日本と同様に「死刑」を廃止せずに処刑を続け、イラクで何十万人もの人間がテロで殺されるような状況を作っておいて「日本の捕鯨は野蛮だ」などと、本当に暢気なことだ。

そうそう、オーストラリアとは非常に良い関係を構築したらしい安倍晋三前首相には、できるだけ早くオーストラリアに特使で出てもらって、この件で日豪摩擦を火種のうちにしっかり消してきてもらいたい。安倍氏でもひょっとしたらその程度なら日本国民の役に立てるのではないか。

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2007年10月13日 (土)

サントリー美術館の「BIOMBO/屏風 日本の美」を見る

広々した新しい美術館に、多数の壮麗な屏風が展示される特別展を見物するのは心楽しいひと時だった。

ケルン、東京、ボストン、クリーブランドと、もともと一つだった作品の一部が別れ別れに収蔵されている「祇園祭礼図屏風」「賀茂競馬図屏風」などが並べて展示される様子には感動がある。

視線を交わす雌雄ペアの麝香猫(じゃこうねこ)が、日米に泣き別れになっている屏風が、やはりこの展覧会の期間中だけ再会している。もっとも、帰ってから動物に詳しい息子に聞くと、ジャコウネコは単独性が強く、無理に一緒にしておくと雄が子どもを食べたりするので別けて飼うそうだ。

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